大雨と高波に関する神奈川県気象情報
令和5年08月08日 16時40分横浜地方気象台発表
西部では、9日昼前から10日にかけて、土砂災害に注意・警戒してください。また、三浦半島の東京湾側では、10日から13日頃にかけて、高波に注意・警戒してください。
[気象状況と予想]
関東地方では、高気圧の縁を回って流れ込む暖かく湿った空気の影響で、9日から10日にかけて大気の状態が不安定となるでしょう。このため、神奈川県では、雷を伴った激しい雨の降る所があり、9日から10日にかけて大雨となる所がある見込みです。
また、台風第6号からのうねりにより、8日夜のはじめ頃から、波が高くなるでしょう。
[防災事項]
<大雨・雷>
西部では、9日昼前から10日にかけて、土砂災害に注意・警戒してください。雨雲が予想以上に発達したり、停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。
神奈川県では、9日から10日にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷、突風に注意してください。また、降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
<高波>
東京湾(三浦半島)では、10日から13日頃にかけて、うねりを伴った高波に注意・警戒してください。台風第6号や第7号の進路や発達程度によっては、波浪警報を発表する可能性があります。
神奈川県では、13日頃にかけて、うねりを伴った高波に注意してください。
[量的予想]
<雨の予想>
9日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
東部 25ミリ
西部 40ミリ
8日18時から9日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
東部 60ミリ
西部 150ミリ
その後、9日18時から10日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
東部 およそ50ミリ
西部 50から100ミリ
の見込みです。
<波の予想>
8日から9日にかけて予想される波の高さ
東京湾(横浜・川崎) 0.5メートル
東京湾(三浦半島) 2メートル うねりを伴う
相模湾 3メートル うねりを伴う
その後、13日頃にかけて、うねりを伴い波の高い状態が続く見込みです。
[補足事項]
今後発表する防災気象情報に留意してください。
また、土砂災害や浸水害及び洪水害の危険度に関しては「気象庁ホームページ」のキキクル(危険度分布)をご確認ください。
次の「大雨と高波に関する神奈川県気象情報」は、9日7時頃に発表する予定です。
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