メールけいしちょうで配信された内容を自動転送しています。
犯人は、刑事(警察官)、検事(検察官)などを装って、LINE(ライン)などのビデオ通話で「事情聴取します」「犯罪の容疑がかかっています」「マネーロンダリングの容疑です」「口座調査します」などと伝えますが、これらはすべて嘘です。
警察は、決してLINEなどのSNSを使って事情聴取をすることはありませんし、検察官も同様にありません。慌てずに「管轄の警察署に相談します」と言って一旦電話を切って、ゆっくりその電話の内容を最初から思い返してみてください。電話の内容や言い方、相手の言動に必ず不審な点があることに気づくはずです。一度、落ち着いて、冷静に、客観的に考えると、詐欺電話の大半は見破れます。最新の詐欺手口を知ることで、詐欺電話を見破ることができます。
被害者は、市内の防犯情報などを発信しているメールけいしちょうやデジポリスの存在を知らず、いつ、誰の自宅や携帯電話などに詐欺電話がかかってくる可能性があることも知りませんでした。これらの情報は皆さんが詐欺の被害に遭わないために役立ちます。是非活用してください。
《被害の状況》
令和7年5月10日午前8時半頃、武蔵野市吉祥寺北町の自宅にいた被害者の携帯電話に、大手クレジットカード会社の社員を名乗る者から「カードの未払いが90万円あります」と言われたが、被害者に身に覚えがない旨を伝えた。すると「あなた名義のクレジットカードが不正に契約されている可能性があります」と言われ、すぐに宮城県警察を名乗る者に電話を替わり「あなた名義のクレジットカードが詐欺グループの犯行に使われています」「あなたは6,000万円の詐欺事件の容疑者です」「取調べをする必要があるのでLINEのIDを教えるのでLINEで連絡してきてください」などとLINEのビデオ通話に誘導された。
LINEのビデオ通話で警察官を名乗る男は、資産や口座について質問した後、続いて検察官、検察事務官を名乗る男が次々に電話先に現れ「身の潔白を証明するためにはあなたの口座資金を調べる必要があります」「お金の番号を調べるので口座のお金を指定する口座に振り込んでください」「不正なお金でないと証明されたらお金は返金します」とそれぞれ嘘を言い、被害者はこれを信用してしまった。そこで、犯人の言うとおりに、スマートフォンの銀行口座のアプリから指定された銀行口座宛に現金を振込送金してしまったもの。
この時犯人は、被害者使用の銀行口座に対して、送金限度額を増額させ、キャッシュカードでの出金限度額も増額させ、即時振込サービス登録などをそれぞれ指示し、被害者はこの操作もさせられ被害に遭ったもの。
【問合せ先】武蔵野警察署 0422-55-0110
◎警視庁防犯アプリ「デジポリス」はこちらから
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配信:安全対策課
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