通信事業者や警察官を騙り「あなたの口座を調べる必要があります。」などと嘘を言うオレオレ詐欺被害が発生しました。

メールけいしちょうで配信された内容を自動転送しています。

犯人は、大手通信事業者や警察官ら複数名を装い、電話やLINE(ライン)のビデオ通話でだましました。
自動音声での架電に問い合わせ番号を選択すると、そこで通信事業者になりすました詐欺犯人と通話が始まりました。始めは「料金の未納があります。」との内容だったものが、「大阪の住所であなたの名義で契約があることがわかりました。被害届を出された方がいいですよ。」と嘘を言った後に、警察本部に電話を繋ぐと言って、今度は警察官を装った詐欺犯人が電話口に出ました。
通信事業会社から直接警察に電話を繋ぐことなど不可能ですし、この時点で「おかしい。」と気付くことが出来れば、特殊詐欺電話と見抜くことも出来ます。
警察官は、決してLINEビデオ通話で事情聴取をすることはありませんし、被害届の受理も行いません。
「あなたの口座を調べるために指定する口座に振り込んでください。」という言葉は全て人をだますための嘘ですから、絶対に信用してはいけません。

〈被害の状況〉
令和7年6月3日午前11時半頃、境南町2丁目宅の固定電話に、自動音声で、NTTドコモ大阪京橋支店を名乗る者から「料金の未払いがあります。」と電話があり、問い合わせ番号を選択すると、同社の〇〇と名乗る者から「大阪の住所であなた名義の契約があることがわかりました。被害届を出された方がいいですよ。」と言われ、そのまま「大阪府警に電話を繋ぎます。」と言われた。
電話を代わった者は「大阪府警の捜査二課〇〇」を名乗り、「LINEのビデオ通話で被害状況を聞き被害届を受理します。」と言われたので、被害者はLINEの連絡先を携帯電話上に追加した。大阪府警〇〇とLINEビデオ通話を始めると、「あなたの口座が4000万円の横領事件の口座として使われていることがわかりました。あなたをこれから調べます。他言しないように。」などと言われ、『秘密保護法』と記載された書類をビデオ通話で示された。
さらに、その警察官は、「あなたの口座の現金を調べる必要があるので、指定する口座に振込送金してください。」「調べた結果、あなたの容疑が晴れたらすぐに振り込んでもらった現金は元の口座に返金します。」などと言われたため、被害者は同日に数十万円を犯人が指定した口座に振込送金をした。
振込から4日後の6月7日、調査結果を確認するため大阪府警の警察官〇〇に連絡をすると、「残念ながら振り込んでもらったお金のうち12万円が犯人の口座に入金されていたので、あなたはこれから裁判にかけられます。」「猶予期間を設けるには延長金300万円を用意してください。」とさらに現金を要求されたため、「おかしい。」と感じた被害者は、大阪府警に直接電話をし、だまされていることが発覚したもの。
【問合せ先】武蔵野警察署 0422-55-0110

◎警視庁防犯アプリ「デジポリス」はこちらから

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配信:安全対策課
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