伝染性紅斑(りんご病)が警報基準値を超えました!

 船橋市では2025年第25週(6月16日~6月22日)の定点当たり報告数が『2.22』となり、警報基準値である『2』を超えました。
2025年第21週(5月19日~5月25日)から警報基準値を下回っていましたが、再び増加しました。
≪どんな病気?≫
●小児を中心にみられる流行性の発しん性の病気です。両頬がリンゴのように赤くなることから、「リンゴ病」と呼ばれることもあります。
●原因となる主なウイルスは、ヒトパルボウイルスB19です。
≪潜伏期間≫
●10から20日です。
≪症状≫
●微熱やかぜの症状がみられ、その後、両頬に蝶の羽のような境界鮮明な紅い発しん(紅斑)が現れます。
なかには、長引いたり、一度消えた発しんが短期間のうちに再び出現することがあります。
●成人では関節痛・頭痛などの症状がでることもありますが、ほとんどは合併症をおこすことなく自然に回復します。
●多くの場合、頬に発しんが出現する7~10日くらい前に、微熱やかぜなどの症状が見られ、この時期にウイルスの排泄量が最も多くなります。
発しんが現れたときには、ウイルスの排泄はほとんどなく、感染力はほぼ消失しています。
≪感染経路≫ 
●飛沫感染、または接触感染
≪治療・予防≫
●特別な治療法はなく、症状に応じた治療となります。
 現在のところワクチンはありません。
●これまで伝染性紅斑に感染したことのない女性が妊娠中に感染した場合、胎児にも感染し、胎児水腫などの重篤な状態や、流産のリスクとなる可能性があります。
 流行時期にかぜ症状の方との接触をできる限り避け、万一感染した場合には、妊婦健診の際、医師に伝えてください。
  
!!主な感染対策は、基本的な感染対策である手洗い、マスクの着用(咳エチケット)になります。
そのほかの感染症情報については、以下のページをご覧ください。

<この記事についてのお問い合わせ>
船橋市保健所健康危機対策課 衛生試験所
TEL:047-409-3801
FAX:047-409-3561

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