船橋市では、2025年45週(11月3日から11月9日)に「30.27」となり、インフルエンザの国の警報基準値「30」を超えたため、インフルエンザ警報を発令しました。
2025年第50週(12月8日から12月14日)のインフルエンザの定点当たり患者報告数は「34.93」で、警報基準値を超えています。
インフルエンザウイルスは型(A・B)から亜型(H1N1・H3N2)、クレード(系統群)と分類されます。
厚生労働省は、2025年夏以降、国内外において、インフルエンザウイルスA(H3N2)サブクレードKが確認されていることを発表しました。
このウイルスについては、これまでのウイルスと比較し、感染が拡大するスピードが早いものの、症状や重症度は従来の季節性インフルエンザと大きく変わらないものと想定されています。
基本的な感染対策は、石けんでの手洗いやマスク着用を含む咳エチケットです。
家庭内をはじめ、保育所、幼稚園、学校、社会福祉施設等でも、感染予防に留意してください。
冬休み、年末年始が近づいてきました。年末年始は、人の移動が増加し、様々な感染症にかかりやすい時期となります。
冬休み前に今一度、発熱や体調不良時への備え、相談方法の確認、年末年始に診療している医療機関の確認をしていただくよう、ご協力をお願いします。
○ご家庭においては、石けんで手洗いするなどの感染予防を心がけてください。
○学校、社会福祉施設及び医療機関等では、集団感染に対する対策を今一度ご確認願います。
★インフルエンザとは
38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が突然現れます。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳などの症状も見られます。
小児ではまれに急性脳症を、高齢者や免疫力の低下している人では肺炎を併発する等、重症になることがあります。
★予防のポイント
・外から帰ったら、石けんで手洗いをしましょう。
・室内は適度な湿度(50~60%)を保ち、換気をしましょう。
・十分な栄養と睡眠をとり、抵抗力を高めましょう。
・高齢者や基礎疾患のある方などは、罹患すると症状が重くなりやすいので、人混みや繁華街への外出時にはマスクを着用しましょう。
・予防接種※を受けましょう。
※インフルエンザワクチンは、接種すればインフルエンザに絶対かからない、というものではありません。しかし、インフルエンザの発病を予防することや、発病後の重症化や死亡を予防することに関しては、一定の効果があるとされています。
★咳エチケット ― 周囲の人にうつさないために
・咳・くしゃみが出たら、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。
・咳やくしゃみの症状があり、マスクを持っていない場合は、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れましょう。
・鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨てましょう。
<この記事についてのお問い合わせ>
健康危機対策課 衛生試験所
TEL:047-409-3801
FAX:047-409-3561
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