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子育ての知恵袋 第12号
千代田保育所からのメール配信サービス
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3月になり「もうすぐ1年生!」「こんど○○組になるから、これもできるよ。」と、入学、進級への期待で、やる気いっぱいの保育所の子ども達。一つ大きくなることへの自信を大切に育てている時期です。
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このメールマガジンでは、食事や健康、遊びや季節の行事、育児に関する情報を、ご家庭でも役立てるように毎月お届けします。
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ワンポイントアドバイス
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新年度に入園、進級、入学を迎えるお子さんは、新しい環境への不安や戸惑いで、ちょっとしたことで泣いてしまったり、いつもよりママにべったりしたり…ということがよくあります。
小さいお子さんなりに周りのことを察することができるのは、成長の証です。まずそのことを思って接してあげましょう。大人も年度末、新年度でバタバタしていると、そのことをお子さんが察してさらにぐずり、おうちの方もついイライラしてしまうということがあるかもしれません。
そんな忙しい時期だからこそ、いつもよりゆとりをもった生活を心がけてみましょう。すると、お子さんの不安や変化を感じとれる余裕ができるかもしれません。大人が落ち着いていることが、お子さんの気持ちにもゆとりを与えます。お子さんの不安を解消してあげよう、原因を突きとめようと頑張らなくても、大人がゆったりとした気持ちで接してあげるだけで、いつの間にか解消されていることが多いですよ。
1つの例として、1日10分、お子さんと向き合う時間をつくって、話を聴いてあげてはいかがでしょうか。寝る前などに、布団で本の読み聞かせをしたり、1日の出来事をふりかえっておしゃべりしても良いですね。大好きな人とゆっくり向き合えた経験が「いつも私のことをみてくれている」という安心感につながります。
大人も子どもも、忙しい合間に一息つくことを意識して、ちょっとしたご褒美で気分を高めながら、新しい年度を笑顔で迎えられると良いですね。
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子どもの健康
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お子さんの鼻血の応急処置について
お子さんが急に鼻血を出すと心配になりますよね。鼻血の原因は、鼻の内部を傷つけたり打撲したりするなどの刺激、アレルギー等があります。特に風邪や副鼻腔炎になると、粘膜が腫れて充血し出血しやすくなると言われています。
<鼻血の出る部位>
鼻の入り口から1cmほどのところに、太い静脈や毛細血管が網目状にたくさん集まったキーゼルバッハ部位という場所があります。粘膜がとても薄く少しの刺激で出血するため、鼻血の9割はここからおこります。
<鼻血が出たときの応急処置>
落ち着いて下を向き、小鼻を親指と人さし指でつまんで5分間圧迫します。途中で止血を確認したいところですが、5分間は続けてしっかりおさえましょう。
さらに、額から鼻に冷たいタオルや保冷剤を当て冷やすことで止血効果が高まります。
鼻にティッシュなどを詰め込むと傷口にはりついて、抜くときに再出血することがあるので避けましょう。また、背中や首筋を叩くのも誤った止血法です。上を向くと口内に血が入ってきますので下を向きましょう。
打撲による出血の場合や10分以上押さえても止まらない場合は、すぐに耳鼻科で受診してください。
<止血後の注意点>
止血後30分間は安静にしましょう。鼻をかんだり、触ったり、口を閉じたままくしゃみをしたりすると、傷に負担がかかり再出血の可能性があります。
一度できた傷はすぐには治らないので、お子さんは、かさぶたの違和感から鼻をいじってしまい、鼻血を繰り返すことがよくあります。できるだけいじらないように伝えましょう。
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【発行/編集】 四街道市立千代田保育所
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