大雨に関する神奈川県気象情報
令和4年05月13日 06時27分横浜地方気象台発表
神奈川県では、14日にかけて大雨となる所がある見込みです。土砂災害、河川の増水、低い土地の浸水に注意・警戒してください。
[気象状況と予想]
前線が華南から九州南部を通って伊豆諸島の南にのびており、前線上の低気圧が四国の南を東北東に進んでいます。この低気圧は13日は西日本と東日本の太平洋側を東北東に進み、14日は三陸沖を北上する見込みです。また、13日朝には別の低気圧が東シナ海の前線上に発生し、14日にかけて西日本と東日本の太平洋側を東北東に進むでしょう。
このため、神奈川県では、前線や低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、14日にかけて大気の状態が不安定となり、雷を伴って激しい雨の降る所があるでしょう。
[防災事項]
<大雨・雷>
神奈川県では、13日昼前に1時間に30ミリの激しい雨の降る所があるでしょう。その後も14日にかけて雨が降り続き、14日明け方から朝にかけては、再び1時間に30ミリの激しい雨の降る所がある見込みです。雨雲が予想以上に発達した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。土砂災害、河川の増水、低い土地の浸水に注意・警戒してください。
また、14日にかけて、落雷や突風に注意してください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
[量的予想]
<雨の予想>
13日から14日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
東部 30ミリ
西部 30ミリ
13日6時から14日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
東部 120ミリ
西部 120ミリ
その後、14日6時から15日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
東部 およそ50ミリ
西部 およそ50ミリ
の見込みです。
[補足事項]
今後発表する防災気象情報に留意してください。
また、土砂災害や浸水害及び洪水害の危険度に関しては「気象庁ホームページ」のキキクル(危険度分布)をご確認ください。
次の「大雨に関する神奈川県気象情報」は、13日17時頃に発表する予定です。
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