大雨と雷及び突風に関する神奈川県気象情報
令和4年07月16日 17時15分横浜地方気象台発表
神奈川県では、16日夜遅くにかけて雷を伴った激しい雨が降り、17日にかけて大雨となる所があるでしょう。土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、落雷、竜巻などの激しい突風、降ひょうにも注意してください。
[気象状況と予想]
前線が西日本から北日本に停滞し、前線上の低気圧が四国付近にあって東へ進んでいます。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むとともに、本州付近の上空約6000メートルには氷点下6度以下の寒気が流れ込むため、神奈川県では、17日明け方にかけて大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
[防災事項]
<大雨・雷・突風>
神奈川県では、16日夜遅くにかけて雷を伴った激しい雨が降り、17日にかけて大雨となる所があるでしょう。これまでに降った大雨により地盤の緩んでいる所があるため、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうも予想されますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
[雨の実況]
降り始め(14日11時00分)から16日17時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
小田原 116.5ミリ
平塚 113.0ミリ
海老名 104.5ミリ
相模原市中央 97.0ミリ
箱根 95.0ミリ
[量的予想]
<雨の予想>
16日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
東部 40ミリ
西部 40ミリ
17日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
東部 20ミリ
西部 20ミリ
16日18時から17日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
東部 80ミリ
西部 80ミリ
の見込みです。
[補足事項]
今後発表する防災気象情報に留意してください。
また、土砂災害や浸水害及び洪水害の危険度に関しては「気象庁ホームページ」のキキクル(危険度分布)をご確認ください。
次の「大雨と雷及び突風に関する神奈川県気象情報」は17日7時頃に発表する予定です。
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