千葉で震度５強、石川で震度６強、家具転対策してますか？ 【調布消防署からのお知らせ】

5月12日 09:01【】

　令和５年５月１１日４時１６分ごろ、千葉県で最大震度５強を観測する強い地震がありました。調布市でも震度３を観測しています。今後１週間は、同程度の地震に注意が必要です。
　また、つい先日、５月５日１４時４２分ごろには、石川県能登地方を震源とする地震が発生しました。この地震で、石川県珠洲市では震度６強を観測し、家具類の転倒・落下により負傷者が発生しています。この地震で気象庁は初めて長周期地震動階級４（立っていることができず、固定していない家具の大半が移動する）の予測情報が発表されました。

(1)タンス・本棚の転倒
石川県の地震でタンスの転倒により負傷者が発生しています。タンスや本棚の転倒により、命にかかわるけがを負う危険があります。家具転対策（集中収納・レイアウトの工夫・家具固定）が必要です。
※家具転対策：「家具類の転倒・落下・移動防止対策」の略です。

(2)電子レンジの落下
石川県の地震で電子レンジの落下が確認されました。電子レンジが前方に飛び出したり、高い場所から落下してケガを負う危険があります。家具転対策（集中収納・レイアウトの工夫・家具固定）が必要です。

(3)長周期地震動の発生
高いビルの高層階ほど、地震の揺れが大きく長くなります。また、高層階ほど家具類の転倒等が多く発生する傾向があり、キャスター付きの家具類は大きく移動します。

　東京都の家具転対策実施率は現在、５７．３％です。これが１００％へ上昇すれば、都心南部直下地震が発生したとしても死者・重傷者数は８割減となります。
※死者数：２９３人から４４人へ、重傷者数：１，３６２人から２５５人へ
　
　地震から命を守る家具転対策
～　あなたの準備が大切な人の命を守ります　～

（関連リンク集）
【東京消防庁公式アプリはこちら】

https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/inf/app/index.html

防火・防災に関するお問合せは、調布消防署防災安全係までご連絡ください。
電話　０４２－４８６－０１１９

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