手足口病の警報等について

1 手足口病の警報について
 船橋市では第23週(6月3日~6月9日)の1週間で、1医療機関当たり患者報告数(定点当たり患者報告数)が「5.27」となり、国の定める警報基準値の「5.0」を超えたため、6月14日に手足口病警報を発令しました。第27週(7月1日~7月7日)の定点あたり患者報告数は「19.64」と、26週(6月24日~6月30日)の「18.64」よりもさらに増加しています。学校や施設での集団感染に注意が必要です。
 手足口病はウイルスによる感染症で、主に乳幼児を中心として夏に発生します。現在、県内で大きな流行が発生しているため、家庭、幼稚園、保育園、学校等において手洗いや咳エチケットなど感染防止対策の実施に努めましょう。

2 手足口病とは
・感染して3~5日後に、口の中、手のひら、足底や足背等に2~3mmの水疱性発疹が出ます。
・有効なワクチンはなく発病を予防できる薬もありませんが、ほとんど自然に軽快します。
・感染したこどもの経過を注意深く観察し、高熱が出る、発熱が2日以上続く、嘔吐する、頭を痛がる、視線が合わない、呼びかけに答えない、呼吸が速く息苦しそう、水分が取れずおしっこがでない、ぐったりしている、などの症状が強いときは医療機関へ早めに相談しましょう。

3 ヘルパンギーナの警報について
 船橋市では第26週(6月24日から6月30日)に6.09(人)と警報基準値「6」を超えたため、7月5日にヘルパンギーナ警報を発令しました。第27週(7月1日から7月7日)には6.18とさらに増加しており、県内では本市が最も多い状況です。

4 ヘルパンギーナとは
ヘルパンギーナは、38℃以上の発熱と口やのどにあわられる水疱が特徴です。乳幼児を中心に夏季に流行する、いわゆる夏かぜの代表的疾患のひとつです。
主な感染経路は、飛沫感染、接触感染です。

5 予防のポイント
・アルコール消毒が効きにくいため、流水とせっけんによる手洗いをこまめに行いましょう。
・排泄物を適切に処理しましょう。
・咳エチケットをこころがけましょう。
・感染者との密接な接触は避け、タオルや寝具などの共用を避けましょう。
・よく触れる場所や器具の消毒を行いましょう。

<この記事についてのお問い合わせ>
船橋市保健所健康危機対策課 結核感染症係
TEL:047-409-2867
FAX:047-409-6301

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