大雨と雷及び突風に関する神奈川県気象情報
令和6年09月02日 06時21分横浜地方気象台発表
神奈川県では、２日昼前にかけて土砂災害に警戒してください。また、２日夕方から３日にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷、竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
［気象概況］
神奈川県では、これまでの記録的な大雨により地盤が緩み、土砂災害の危険度が高くなっている所があります。
また、前線が、日本海から北日本を通って日本の東へのび、３日にかけて本州付近を南下する見込みです。この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、神奈川県では、３日夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
［雨の実況］
降り始め（８月２９日０６時）から９月２日０６時までの降水量（アメダスによる速報値）
小田原 ５３７．０ミリ
箱根 ４６６．０ミリ
海老名 ４５０．５ミリ
山北町丹沢湖 ４５０．０ミリ
平塚 ４３７．５ミリ
相模原市中央 ４２３．０ミリ
相模原市相模湖 ３３８．５ミリ
藤沢市辻堂 ２５２．５ミリ
横浜市中区山手町 ２０１．０ミリ
横浜市港北区日吉 １６３．０ミリ
三浦 １３４．５ミリ
［雨の予想］
神奈川県では、３日昼前から夜遅くにかけて、雷を伴った激しい雨の降る所があるでしょう。
２日に予想される１時間降水量は多い所で、
東部 ２０ミリ
西部 ２０ミリ
３日に予想される１時間降水量は多い所で、
東部 ３０ミリ
西部 ３０ミリ
２日６時から３日６時までに予想される２４時間降水量は多い所で、
東部 ４０ミリ
西部 ５０ミリ
その後、３日６時から４日６時までに予想される２４時間降水量は多い所で、
東部 １００ミリ
西部 １００ミリ
［防災事項］
神奈川県では、２日昼前にかけて土砂災害に警戒してください。また、２日夕方から３日夜遅くにかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
［補足事項］
今後発表する防災気象情報に留意してください。
次の「大雨と雷及び突風に関する神奈川県気象情報」は、２日１７時頃に発表する予定です。
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