警察官や検察官を騙り「あなたの口座を調べる必要があります」と嘘を言うオレオレ詐欺被害が発生しました。

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 犯人は、警察官、検察官などを装ってLINE(ライン)等のビデオ通話で「事情聴取します」「犯罪の容疑がかかっています」「マネーロンダリングの容疑です」「口座調査します」などと伝えますが、これは全くの嘘です。
 警察は、けっしてLINE(ライン)等で事情聴取をすることはありませんし、検察官も同様にありません。
 慌てずに、「大丈夫です」と言って一旦電話を切って、ゆっくりその電話の内容を最初から思い返してみて下さい。電話の内容や話し方、相手の言動に必ず筋の通らない点があることに気づくでしょう。一度、落ち着いて、冷静に、客観的に考えると、詐欺電話の大半は見破れるはずです。犯人の手口を知ることが大切です。
〈被害状況〉
 令和7年4月7日午前11時頃、武蔵野市の自宅にいた大学生の携帯電話に音声ガイダンスの電話がかかり、該当番号を押すと電話に出たクレジットカード会社社員を名乗る男から、「クレジットカードの支払いがされていません」などと言われた。
 大学生(△△)は、自分が持っていないクレジットカード会社だと伝えると、「個人情報が漏れている可能性があります」「カードは新宿支店で作られているので新宿警察署に電話を転送します」と言われ、機械音の後、新宿警察署の警察官を名乗る男が電話に出た。「新宿警察署刑事課の○○です」「報告書を作るので名前、住所、生年月日を教えてください」などと男は話した。
 新宿署の刑事を名乗る男は「あなたの名前で検索したところ不正利用がヒットしました」「今、捜査している事件があり、主犯格の者を逮捕しました」「その男の家を捜索したところあなた名義のキャッシュカードが1枚出てきました」などと犯罪の嫌疑があるような話を伝えてきた。さらに刑事を名乗る男は「警察用のLINE(ライン)があり、顔が見られた方がいいので、LINE(ライン)で取調べを行います」などと伝え、自分のLINE(ライン)アカウントを伝えるとLINE(ライン)のビデオ通話で再び、携帯電話に着信があり「△△さんにマネーロンダリングの容疑が掛かっています」と具体的な容疑を伝えてきた。
 犯罪の関与をすぐに否定したところ、相手の男は「いつでも逮捕状を取れる準備がある」「身の潔白を証明する方法として、資金調査というものがあります」「これには検察官が主導して行うので、一旦検察官に確認を取ります」と言って、今度は検察官を名乗る男がLINE(ライン)のビデオ通話に出てきて「先に逮捕した主犯格の男が持っていた銀行口座から△△さんの銀行口座にお金が移動していないか調べますので、△△さんの持っている現金を指定して口座に振り込んでください」「72時間で調査は終わります」「調査が完了したら返金します」との説明を受けた。
 △△さんは、話した相手が本当に新宿警察署の警察官、検察官であると思い込み、自分に掛けられた疑いを晴らすために、インターネットバンキングシステムを利用して、自宅から指定された口座に現金を振り込み送金してしまったもの。
【問合せ先】武蔵野警察署 0422-55-0110

◎警視庁防犯アプリ「デジポリス」はこちらから

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配信:安全対策課
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