大阪府警の警察官を名乗る犯人から「マネロンの犯人だ」などと嘘を言われ、複数回にわたり振込送金をしてしまった多額詐欺事件発生!

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この被害では、始めに自動音声通話により通信会社から料金未払いに関する連絡が着信し、その後問い合わせ番号を押して犯人と通話が始まりました。犯人は、やはり通信会社社員を名乗り「携帯電話機の本体価格と使用料金に未納があります」などと嘘を言い、「身に覚えがなければ警察に相談してください」と伝えました。その後、大阪府警の警察官を名乗る者から「詐欺事件の犯人を検挙したら、その者があなたを共犯者と話しています。あなたはマネーロンダリングの共犯者だ」などと、携帯電話機や使用料金とは全く別な話にすり替わっていきます。
詐欺犯人は、電話の相手の態度や話し方、動揺の程度、だまされているかどうかの様子から、だましの内容を変化させていき、できるだけ多額のお金をだまし取れる手口を模索します。
犯人は、刑事を装ってLINE(ライン)などのビデオ通話で「事情聴取します」「犯罪の容疑がかかっています」「マネーロンダリングの容疑です」「口座調査します」などと伝えますが、これは全くの嘘です。
警察は、決してLINEなどで事情聴取をすることはありません。
話の内容が途中からすり替わっていたり、LINEなどのビデオ通話で偽の警察手帳や逮捕状を示すのはすべて詐欺の手口です。
慌てずに、「大丈夫です」と言って一旦電話を切って、ゆっくりその電話の内容を最初から思い返してみてください。電話の内容や言い方、相手の言動に必ず不審な点があることに気づくでしょう。一度、落ち着いて、冷静に、客観的に考えると、詐欺電話の大半は見破ることができます。
インターネットバンキングシステムでの見知らぬ口座への振込送金は詐欺です。十分注意をしてください。

《被害の状況》
 令和7年4月3日午後2時頃、武蔵野市西久保の自宅にいた被害者の固定電話に、電話会社の自動音声通話の電話がかかり、該当番号を押すと電話に出た電話会社社員を名乗る男から「携帯電話機の本体価格と使用料金が未納となっています」「身に覚えがなければ警察に相談してください」などと言われた。
 被害者が、不審に思っていたところに、大阪府警察の警察官を名乗る男からLINEのビデオ通話に誘導され、そこでお互いを携帯電話の画面に映しながらの会話が始まった。男は「詐欺事件の被疑者を検挙したが、その男はあなたを共犯者だと説明しています」「このままだとあなたはマネーロンダリングの共犯者です」「こちらが指定する口座に現金を振り込み、紙幣番号を確認すればあなたの身の潔白が証明できます」などと被害者に嘘をつきました。こうした嘘を信用してしまい、被害者は、犯人が指定した二つの銀行口座に、自身の口座から12日間にわたり、多数回インターネットバンキングシステムを利用して振込送金してしまったもの。
【問合せ先】武蔵野警察署 0422-55-0110

◎警視庁防犯アプリ「デジポリス」はこちらから

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配信:安全対策課
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