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【お願い】
カードを買う前に警察や周囲に相談してください。
パソコンやスマホなどの画面上に表示される「警告」画面などは、実際にウイルスに感染している訳ではありません。
あなたを不安にさせお金をだまし盗ろうとする詐欺の手段です。落ち着いて下記の作業を行ってください。
パソコンからウイルスを除去するなどと支援(サポート)を装って、コンビニなどでアップルカードやグーグルプレイカードなどの電子マネーカードを購入させられてしまうことがあります。これは「サポート詐欺」と言われる詐欺の手口です。カード番号を伝えてしまうと紙切れ同然になります。また、犯人が言うアプリをダウンロードすると遠隔操作されてしまい、その際インターネットバンキングの利用歴を聞き出されると、その口座も操作して勝手に現金を振込送金されます。
武蔵野警察署管内では、昨年からサポート詐欺被害が増加しています。電話番号などが表示されても、電話をかけてしまうと、犯人の嘘の説明にだまされてしまいます。まずは、警告表示を消し、家族や知人、警察に相談してください。
【被害の状況】
令和7年5月10日午後1時頃、武蔵野市境の自宅でパソコンの作業中、突然警告音が鳴り、画面上に「ウイルスにかかりました」「電源を消すとデータが消えます」とポップアップが表示され、画面に表示された電話番号に電話をかけたところ、某大手ソフトウェア企業の社員を名乗る男から、片言の日本語で「あなたのパソコンがウイルスに感染している」「遠隔操作でウイルスを取り除くためのアプリをダウンロードして下さい」と指示され、ダウンロードすると、画面上で遠隔操作が始まった。
この時、インターネットバンキング使用可能口座を聞き出し、「このシステムにもウイルスが入り込んでいるかを調べる」などと言って遠隔操作で口座送金を試みていたが、銀行の機転により不正送金は未然に防ぐことができた。
男は、「パソコンのウイルス対策ソフトと登録料で50万円分のアップルギフトカードをコンビニで購入して下さい」などと被害者に伝え、被害者は近所のコンビニでアップルギフトカード10万円分を5枚購入した。自宅から男に電話をかけたところ、男はパソコン画面に付属するカメラにカードの個別番号を示すよう指示した上、その個別番号を一枚ずつキーボードで入力するよう指示してきた。入力を終えたところ、さらに「1枚だけ番号が違いました。やり直しとなりますので、もう一度50万円分のカードを購入して下さい」などと伝えた。この時被害者は、おかしいと思い、断ったが押し切られてしまい、再度50万円分のカードを購入し、カードの個別番号を入力してしまったもの。
こうした画面に遭遇した場合は、電話をかけるより前に、速やかに警告画面やブラウザを閉じてください。
具体的には、
1「Esc(エスケープキー)」を長押しする。
エスケープキーを長押しすると画面右上に「×」ボタンが出るので、これをクリックすれば警告を閉じることができます。
2 キーボード上で「Ctrl」「Alt」「Delete」を同時に押す。
表示された画面から電源ボタンをクリックして再起動させる方法
などが簡単で分かりやすい方法です。その他ブラウザのキャッシュとCookieの削除によって偽警告を消すこともできますが、グーグルクロームとサファリの場合で方法が異なるので、それぞれお使いの検索エンジン別に確認をお願いします。
【問合せ先】武蔵野警察署 0422-55-0110 (内線2162)
◎警視庁防犯アプリ「デジポリス」はこちらから
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配信:安全対策課
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