「よめーる」子育て知恵袋メール

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子 育 て の 知 恵 袋   第3号
   中央保育所からのメール配信サービス

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 紫陽花が少しずつ咲き始めていて、優しい薄紫や水色に梅雨の訪れを感じます。
保育所では、子ども達がクレヨンや絵の具を使って『はじき絵』をしたり、はさみやのりを使ったりして、色とりどりのあじさい制作を楽しんでいます。また、時の記念日に向けて3歳児は『かたつむり時計』4歳児は『かえる時計』5歳児は紙コップを使って『オリジナルの腕時計』を作り、「今は○○時だよ」と、短針や長針を動かして友達と時計遊びに盛り上がっています。

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このメールマガジンでは、食事や健康、遊びや季節の行事、育児に関する情報を、ご家庭でも役立てるように毎月お届けします。
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  ワンポイントアドバイス
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 雨上がりには「やったー!」と喜んで庭に出て遊んでいる子ども達です。お気に入りの長靴を履いて庭を散策したり「かたつむり、いるかな?」「だんご虫は何処かな?」と虫探しをしたり、人気の砂場では、小さい子も大きい子も色々な砂遊びを楽しんでいます。一見、あまり身体を動かさないように見える砂遊びですが、実は子どもの成長や発達にとても良いことがたくさん詰まっているようです。

【手先が器用になる】
手の平ですくったり、指でなぞったり、強く握って固めたり、自然と手先が鍛えられ器用になっていきます。

【脳の発達を促す】
砂のさらさらした感触、水を含んでじっとりと重くなった感触、砂の冷たさや温かさなど、指先の感覚を刺激したり、器用にたくさん動かしたりすることで大脳が刺激され、言語能力や思考力、運動能力、記憶力などが活性化してきます。

【運動能力が高まる】
不安定な砂場で立つ・座る・しゃがむという動作は、実はいい運動になっています。運ぶ・積む・持つ・掘る動作を繰り返すことで、体のバランス感覚も養えます。

【創造力が高まる】
砂場での遊びには決まりはありません。自由な発想で好きなように遊ぶことができるので「何をしようか」「どんな物を作ろうか」と子ども自身が考えるようになります。

【社会性や協調性が身につく】
砂遊びはひとりでもできますが、友達と一緒に遊ぶことで、道具の貸し借りをしたり、順番を守ったりする中で社会のマナーやルールを学んでいきます。

【集中力や忍耐力が高まる】
失敗を繰り返しながらも、最後まで完成させた時、子どもは大きな達成感を得ることができます。じっくり1つのことに取り組む集中力、途中で投げ出さない忍耐力も養うことができます。

 そんな魅力いっぱいの砂遊びを雨の日でも楽しめたらいいのに…と思う人もいるかもしれませんね。室内でも砂遊びができる玩具『キネティックサンド』という不思議な砂があります。粘土のような砂で、玩具の包丁でサクッと切れたり、色々な形に型取ることができたりと、不思議な感触に、子どもだけでなく大人も楽しめると思います。

【不思議な感触の砂粘土『キネティックサンド』を作ってみよう!】
 (材 料)砂・・・4.5kg
      水・・・236ml
      コンスターチ・・・130g
      食器用洗剤・・・小さじ1/2
    ※砂や食器用洗剤を使用していますので、子どもが口に入れないように注意してください。

 (作り方)1. バケツに砂とコンスターチを入れ、よく混ぜる
      2. 別のバケツに、水と食器用洗剤を入れ、よく混ぜる
      3. 1の中へ2を加えて混ぜる
    ※作った『キネティックサンド』は、水分が蒸発してしまわないようにタッパーなどの密閉容器に保管するようにしてください。

 子どもの成長や発達に様々なメリットを与えてくれる砂遊び。晴れた日には公園へで、雨の日には自宅で、お子さまと一緒に遊びを考えたり工夫したりして、砂の感触を楽しみながら遊んでみてはどうですか?

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子どもの健康 
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<夏にむけての熱中症予防>
 子どもは、上手に汗をかけなかったり、自分で水分補給をする、暑さに合わせて服を脱ぐといった体温調節ができないこと、そして、大人よりも背が低いため地面から受ける照り返しの熱を高い温度で受けていることなどが合わさり、体に熱がこもりやすく、熱中症にかかる危険性が高くなります。
また、体が暑さに慣れていないことも、熱中症になる危険性を高めますので、夏の暑い日だけではなく、梅雨の晴れ間や、梅雨明けの頃にも注意が必要です。

〈お子さんの熱中症を防ぐ4つのポイント〉
1.お子さんの顔色や汗のかき方を十分に観察しましょう
→顔が赤く、大量に汗をかいているときは涼しい場所で休み、水分や塩分を補給しましょう

2.水分をこまめにとりましょう
→特に小さな子どもは、自分から喉の渇きを伝えられず、脱水症となる危険性が高まります。日差しがないからと油断しがちな室内でも、熱中症を起こす可能性があるため、大人がこまめに水分摂取を促しましょう。遊んでいるときはもちろんですが、寝る前や寝起き、お風呂や、散歩・お外遊びの前後の水分補給も脱水予防に効果的です。

3.日頃から暑さに慣れていきましょう
→日頃から適度に外遊びをしたり、入浴はシャワーのみで済ませず、湯船にお湯をはって入浴するなど、無理のない範囲で汗をかくことが大切です。その際は、適度な水分補給を忘れずにしましょう。

4.体にこもった熱が逃げるような服を選びましょう
→麻や綿など通気性のよい生地を選んだり、下着には吸水性や速乾性に優れた素材を選んだりしましょう。また、ゆったりとしたTシャツと短いズボン、チュニックなど、服と体の間に、空気の流れが起きやすいデザインがおすすめです。暖かい空気は上に上がっていくので、特に襟元は、大きく開いているほうがよいでしょう。

参考
日本気象協会推進 熱中症ゼロへ 熱中症について学ぼう 熱中症、こんな人は特に注意!
日本気象協会推進 熱中症ゼロへ 熱中症について学ぼう 暑熱順化
NHKすくすく子育て情報 子どもの服と体温調節
トリム・ミズラボ 正しい水分補給のタイミングとは?おすすめの飲み物や注意点も解説

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【発行/編集】 四街道市立中央保育所
【TEL】 043-423-0061
【住所】〒284-0003 四街道市鹿渡895-33

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