金融機関職員や警察官を装う詐欺の電話について

【詐欺の手口】
最初に金融機関職員を装い「あなたは大手製薬会社の株を購入する権利がある。権利を譲って欲しい」などと電話をかけ、権利の譲渡を承諾させます。
次に、大手製薬会社従業員を装い「あなた名義で株を買われているが、本人でなければ購入することができない。監査が入ることになる。」と電話をかけてきます。
そして、警察官を装い「今回の取引はインサイダー取引になる。犯行に関与していないことを証明するため、口座を確認する必要がある」などと続き、「金融庁が指定する口座に、残高を移す必要がある」などと言って、現金を振り込ませて金銭をだまし取ります。

【被害にあわないために】
〇本物の警察官は、インターネットバンキングの開設や、金銭の振り込みは要求しません!
詐欺グループは「無実を証明したい」と思う気持ちに付け込んで、「残高は指定する口座に振り込んで、空にしてください。審査が終われば返金されます。」などと言って、インターネットバンキングの開設を指示し、その口座にすべての資産を集めさせた上、指定口座に振り込ませて全資産をだまし取ります。

このような警察官を名乗る電話があった場合は、まずは最寄りの警察署に連絡してください。
特殊詐欺の手口について、県警のホームページで紹介していますので、ご覧ください。

※県警のホームページに移動します。

【群馬県警察本部生活安全企画課】027-243-0110(代)

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